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この発想がイイ! 缶ビールの上蓋を丸ごと開ける「Draft Top」 →成功

早坂英之
早坂英之
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まだ世に出ていないユニークなアイデアが集うKickstarterは、「面白そうなプロジェクトないかな」「魅力的なガジェットないかな」と、プロジェクトページをみているだけで楽しくなるもの。

トップページから順繰りアクセスしていくのももちろんアリですが、Kickstarterがオススメする「Project We Love」から辿っていったり、フォローしている友達がバックしたプロジェクトをみるのもとても参考になります。

プロジェクトのなかには説明だけでグっと惹き寄せられるものや、お得なリワードに食指が動くものが当然あるわけですが、数万円もするようなリワードはちょっと悩んでしまいますよね。本当に気になるものは支払いにドキドキしながらバックしますが、大抵は数千円の夢にかけてます。

今回紹介する「Draft Top & Drink Topless」も、そんなお手軽プロジェクトのひとつ。製品が届けられるリワードは19USドル(約2000円)からというお値打ち価格で、Kickstarterを初めて使う人でもチャレンジしやすい内容です。

ですがこのプロジェクト、元々20,000USドル(約212万円)という目標額に対し、595,789USドル(約6,324万円)もの支援が集まったというメガヒットプロジェクトなんです。まさにKickstarterドリーム。世界中のバッカーを相手に目標額の30倍以上もの支援を勝ち取りました。

私のフォロー&フォロワー界隈でも話題になったこのプロジェクト。いったいどんなプロジェクトかと言うと…「缶の上がきれいに開けられるアイテム」、ただそれだけです。

缶にセットしてグリグリ回すだけ! パカッと開く瞬間が気持ちいい

うだるような暑さが続く夏の真っ只中に、アメリカから届いたDraft Top。実際に使ってみると、想像以上に面白いガジェットだということがすぐに分かりました。

我が家に届いたDraft Top。コロナ禍で日本への発送も大変だったはず。送ってくれたクリエイターに感謝。

裏面にはイラストで解説付き。イラストのタッチがアメリカっぽくてかわいい。

普通の缶切りを使って開けると切り口がギザギザになってしまいますが、Draft Topの切り口は内側にあり、唇が当たることはありません。また、なめらかなカット面は指で触れても大丈夫。缶の上を開けるためだけの製品として、非常に高いクオリティにあります。

その仕組みはDraft Top内部にある、4つの金属スプリッターにあります。缶にDraft Topをセットしたらハンドルをギュッと握って固定します。缶とDraft Topを、グリグリと反対に方向に回すと中の金属スプリッターが缶の内部を擦り切るように作用し、ある程度のところで抵抗を感じなくなります。そのタイミングでハンドルを弱め、缶の上を押すとパカっと開くわけです。この「パカッと開く」瞬間がなんとも気持ちよく、また、きれいに空いた缶は見た目にもユニーク。面白さが際立ちます。

Draft Topを缶に上部に押し当てて、ハンドルをギュッと握ります。この状態で金属スプリッターが缶の中の縁に押し当たります。

そのままグリグリと缶とDraft Topを反対方向に回します。缶も回れば、金属スプリッターも回る。回転しながらカットしていく仕組みです。泡が少し吹き出し、抵抗を感じなくなったらDraft Topを缶から外します。

ハンドルの柄で缶を押し当てると、上蓋がパカッと外れます。この状態で準備完了。後は中身を美味しくいただくだけ。

ビール缶の上蓋がパカッと開くとこんなにも良いことが!?

缶の上がきれいに開けられるだけという、非常にシンプルなアイテムですが、Draft Topを使うことによってさまざまな副次的効果がうまれます。まず何よりも、ビールがグイッと飲めること。まるでグラスビールのように勢いよくガブ飲みすることができるので、喉越しの差は歴然。「缶ビールだけど、缶ビールぽくない」と、不思議な感じになりますが、うまいものはうまい。

さらに感動するのが缶からグラスに注いだとき。普通にプルタブで開けた缶ビールだと、上手く注がないとグラスが泡だらけになってしまいがち…。ですが、Draft Topは注ぎ口が大きいので、ビールの量をコントールしやすく上手に注ぐことができます。コップからコップへ水を移動するのと同じ感覚です。

左がプルタブで右がDraft Topで開けたもの。プルタブはビールの流れが一定にならず、自ずと泡が生じてしまいます。
さらにフタがフルオープンした状態だと、飲み口にレモンやライムを添えるのも簡単。見た目にもお洒落ですよね。

メキシコビールにライムは付きもの! これならグラスに入れ替えることなく、ライムも載せられます。

このほか、ビールと他の飲み物を混ぜる“ビアカクテルづくり”も簡単で、りんごジュースを入れても美味しいですよ。イギリスではビールのりんごジュース割りを「サイダー」と呼び、パブでの定番ドリンクとして人気です。

空き缶をコップ代わりにしたり、ペン立てとして使ったり、アイデア次第で様々な活用方法ができるのもDraft Topならでは。ひとつあると何通りもの楽しみ方ができます。

現在、プロジェクトは終了し、Kickstarterのページからは公式サイトにアクセスすることができます。Draft Topはひとつ24.99USドルで販売されており、日本への送料は10USドルです(東京の場合、2020年9月時点)。

Draft Topは万能ではない。過度な期待に注意

Draft Topのプロジェクトページでは「ほとんどの8-19 oz缶飲料で有効」とありますが、実際には日本で販売されている缶飲料の中に、縁が合わずに使用できないものもありました(エナジードリンクなど)。大手銘柄など、有名どころの缶ビールはノンアルコール含め、使用に問題はありませんでしたが、それ以外の缶入りアルコール類やジュース等では使えない可能性もあります。

プロジェクトページの説明が日本での使用に当てはまらないことがあるのもKickstarterではよくある話。実際にアメリカから直輸入(個人輸入)しているわけで、当然ながらバッカーにもリスクへの理解は必要です。プロジェクトページをしっかり読み、分からないことや疑問はコメントなどでクリエイターに質問するのも大事なこと。英語ができないからと臆せずに、簡単な英語でもサイトで翻訳した英文でも大丈夫ですので、どんどんコミュニケーションを図りましょう。

ドラフトトップ&ドリンクトップレス

缶から飲んでるのに、まるでグラスみたい。ビール、炭酸水、カクテル…缶を開けよう
https://www.kickstarter.com/projects/drafttop/draft-top-and-drink-topless/

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