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連載ブログ[蹴りたいボドゲ] ~サイバーパンク×スタンプ~ 「Write the Future」

綾羽光陰
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「蹴りたいボドゲ」のはじまりです。
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ハローハローこんにちわ。

ボードゲームの四大テーマといえばファンタジー、歴史、現実社会と並んでSFですよね(綾羽調べ)。
SFというテーマが内包するサブジャンルは数多くありますが、SFらしいSFといえば、もちろんサイバーパンク!

……と個人的には思っているのですが、サイバーパンクがテーマのボードゲームは比較的珍しい印象です。

今回は、そんな珍しいサイバーパンクがテーマのボードゲーム「Write the Future (ライト ザ フューチャー)」の魅力と、蹴るべきか蹴らざるべきかに関して語っていこうと思います。

■概要

「Write the Future」は、組織の発展のために自分だけの犯罪都市を作り上げるサイバーパンク風紙ペンゲームです。

プレイ人数:1〜100
プレイ時間:20〜30分
対象年齢:12+
ジャンル:ダイスロール、紙ペン、サイバーパンク

■ゲームプレイ

「Write the Future」は、ギャンg……いや、野心的なチームの構成員となって、チームにとっての理想的な都市を構築し、次代ボスの座を目指すゲームです。

「Write the Future」は、基本モードとドラフトモードという2つのゲームモードで遊ぶことができるゲームです。

今回は、ルールの基礎となっている基本モードを中心にルールを確認しましょう。

ゲームの構造は比較的簡単。
居住区カード(Neighbourhood card)を何枚か引き、その中から好きな居住区カードを1枚選び、それに応じて自分の担当エリアを表すシートにどんな影響を与えたかを書き込んでいくだけ。
最終的に出来上がった、ボスの要求であるミッションカード(Mission Card)の達成具合や、街の暗部にあるブラックマーケットの皆さんからの評価を、より多く稼いだプレイヤーが組織の次代ボスに任命されます。

それでは、細かいルールを確認しましょう。

◆ゲームの準備

プレイヤーは、1枚の担当エリアを表すシートを受け取ります。

シートは、大きく分けて4つのセクションに分けられています。
1つ目が、居住区の住人との親交度合いを記録する居住区セクション。
2つ目が、担当エリアを表す6×6マスの地図の地図セクション。
3つ目が、ブラックマーケットの発展具合を記録するブラックマーケットセクション。
4つ目は、各種評価の点数を記録して計算する評価セクション。

そして、ボスから与えられたミッションを表すミッションカードを4枚公開します。
このミッションはゲーム全体を通じて目指すべき目標となります。

ミッションカードは全部で42種。
例えば、地図セクションで十字型にマスが埋まっていれば何点だとか、地図セクションで最外周のマスが特定のアイコンで埋まっていれば何点だとかがあるみたいです。
たぶん、全部地図セクション絡みのミッションになってる感じですね。

最後に、居住区カードを3枚引いてテーブルに並べます。

居住区カードには、居住区の住人の特徴と、サイコロを置くためのスペースが2つ記載されています。
サイコロは不透明な容器(非付属品)に入れておき、ランダムに2つを取り出しては、テーブルに並べた居住区カードの上に置いていきます。

サイコロは4色に色分けされているのですが、この役割については後で説明することにしましょう。

◆居住区カードを選ぶ
ゲームが始まって最初にやることは、居住区カードの選択です。

プレイヤーはそれぞれ、好きな居住区カードを選択して、どの特徴を持つ居住区カードを選択したのかを居住区セクションに記録します。

住人の特徴は3種あり、ゲームを通じて3回同じ特徴を持つ居住区カードを選択するたびに便利な特殊能力を獲得できます。
例えば、1度だけダイスの目を好きな目として扱えるようになったり、1度だけダイスの色を好きな色として扱えるようになったりします。

◆地図セクションへの書き込み
今度は居住区カードの上に乗っているサイコロを使って、地図エリアのマスを埋めていきます。

埋め方は簡単。
サイコロの目は、縦または横の何番目に書き込むのかを示しており、
サイコロの色は、どんなアイコンを書き込むのかを示しています。

サイコロの色は4色、青はエージェント、水色は情報、黄色は金、紫は武器という具合に組織を運営する上で必要なリソースを表しています。

例えば、黄色で5の出目のサイコロが居住区カードに乗っかっていれば、縦の5番目のどこか、あるいは横の5番目のどこかに金のアイコンを書き込むことになります。
そして、金のアイコンの描かれたマスには、組織の収入源となる施設が建設されたことになる訳ですね。

居住区カードにはそれぞれ2つのサイコロが乗っかっているので、合計で2箇所のマスにアイコンを書き込めます。

地図セクションは6×6マスと結構広くて、どこにどんなアイコンを書き込むのか悩ましいですよね。
そんな時の指針の1つが、我らのボスからの要求であるミッションカードというわけです。

さらに、1つの縦または横が埋まりきると、追加のアイコンを書き込めたり、追加の評価をもらえたりといった特別なボーナスが貰えます。
これも、ちょっとした指針になりますね。

◆ブラックマーケットへ横流し
地図セクションにアイコンを書き込みたくないという場合には、そのサイコロをブラックマーケットに横流しすることもできます。

ブラックマーケットには、4種のアイコンに応じた売人がいます。
その売人が欲しがっている目のサイコロを横流しすると、ゲーム終了時に地図セクションに書き込まれた対応するアイコン1つにつき最大で6点の評価をもらうことができるようになります。

◆ラウンドの終了とゲームの終了
居住区カードを選択し、地図セクションへの書き込みかブラックマーケットへの横流しをするまでが1ラウンド。

全員がラウンドを終えたら、居住区カードを新しく3枚引いて、サイコロを置き、次のラウンドを始めます。

ラウンド終了時に、いずれかのプレイヤーが地図セクション上で縦または横を埋めきった際のボーナスを4つ以上獲得するか、ブラックマーケットセクション上で評価が最大になった売人が3人以上になるとゲーム終了。

ミッションカードとブラックマーケット、そして地図セクションでもらったボーナスの評価を合計して、最も評価をもらったプレイヤーが勝利して時代のボスになります。

■「Write the Future」の魅力

「Write the Future」は、地図上にアイコンを書き込んでいくタイプのよくある紙ペンゲームなのですが、その魅力は€35のDELUXE PLEDGEで手に入る専用のダイスバッグとスタンプ!! アイコンを書き込んでいくタイプのゲームといえば、「カートグラファー」を筆頭にいくつも存在する訳ですが、
絵心のない筆者のようなプレイヤーにとっては“アイコンを書く”こと自体が結構なハードルです。

そこでスタンプの出番という訳です!

アイコンを書き込む代わりにスタンプをポンポン押していけば、絵心がなくても綺麗な地図の出来上がりです。
しかも、スタンプなのでカラフル!
サイバーパンクらしく、ネオンがキラキラしてる街並みをうまいこと再現できそうです。

ゲーム自体も、どの居住区カードを選ぶのか、サイコロをどう使うのかと、考えるポイントが複数あるので、ダレずに最後まで楽しく遊べそうです。

強いて難点を挙げるなら、ダイスバッグは標準で付属しててくれ〜。

■日本語版の可能性

パブリッシャーであるAll Or None Gamesさんから過去に出版されているゲームは、日本国内では全然見かけないため「Write the Future」の日本語版は出なさそうだと思います。
しかし、映画「マトリックス リザレクションズ」や「攻殻機動隊 SAC_2045」の最新シリーズが2021年末に公開ということもあり、サイバーパンク人気に火がつけば、和訳つき輸入販売くらいはあるかも。

ゲーム中はミッションカード以外では英語が出てこないので、言語依存度は低め。

そのミッションカードも、イラストを見ればなんとなく内容は理解できます。

また、ネックとなる説明書も基本ルールは1ページにまとまっており、文章量が少ないため、英語が苦手な人でもちょっと頑張れば遊べると思います。

■結論 蹴るべきか、蹴らざるべきか

以上を踏まえると、以下のような人は「Write the Future」を蹴るのがオススメ!

・サイバーパンクが好き
・手軽だけど簡単すぎないゲームが好き
・スタンプで綺麗なシートを作れる紙ペンゲームに興味がある
・英語のゲームにチャレンジしてみたい

絵心がなくても遊べる紙ペンゲームを求めている人は是非スタンプ付きコースをキックしてみてください!

それではまた!
アディオス=アミーゴ!!

(ゲームクリエイターズラボ第一期生 綾羽光陰)

Write the Future
ライト ザ フューチャー

ネオンで彩られたサイバーパンクな紙ペンゲーム
https://www.kickstarter.com/projects/allornonegames/write-the-future-0

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