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連載ブログ[蹴りたいボドゲ] ~最強のフィラー~ 「nine-minutes Kingdom」

綾羽光陰
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け‐る【蹴る】《五他》
0. kickstarterで気になったプロジェクトを支援すること。
「最高に好みの作品を見つけたから――」

あなたの心の琴線に触れたら、蹴る一手!
「蹴りたいボドゲ」のはじまりです。
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ハローハローこんにちわ。

世の中には「フィラー(Filler)」と呼ばれるタイプのゲームが存在します。
ゲーム会なんかで、ちょっと時間が余ったけどヘビーなゲームは遊べないな~みたいな時に、短時間で簡単に遊べる時間合わせ(fill)のための軽いゲームという感じのニュアンスです。

しかし、重たいガッツリしたゲームよりも、そういった軽いゲームが好きな人も多くいるのは確かで、最高のフィラーの座を狙うべく数多くのゲームが発売されています。

今回紹介する「nine-minutes Kingdom」は、自称「Strong Filler」!
つまり「めちゃくちゃ面白い短時間ゲーム」ってことですね!

この「nine-minutes Kingdom」の魅力と、蹴るべきか蹴らざるべきかに関して語っていこうと思います。

■概要

「nine-minutes Kingdom」は、9分で終わる王国づくりゲームです。

プレイ人数:2~4人
プレイ時間:~9分
対象年齢:8+
ジャンル:ドラフト、タイルプレイスメント、箱庭づくり

■ゲームプレイ

「nine-minutes Kingdom」のルールは非常にシンプルです。

ゲームで主に使用するのは、王国カード(Kingdom card)と呼ばれる正方形のカード。
王国カードは縦2マス、横2マスに区切られており、それぞれのマスには4種類の地形のいずれかが描かれています。
また、いくつかのマスには建物のアイコンが記載されていることもあります。

ゲーム開始時、各プレイヤーに10枚の王国カードが配られます。
プレイヤー達は同時に、配られた王国カードから1枚を選んで自分の前に配置し、自分の王国の領土とします。
選ばなかった王国カードは全て隣のプレイヤーに渡します。

そして、自分が隣から受け取った王国カードからはまた一枚を選んで、残りを隣のプレイヤーへと渡し……という処理を繰り返して、合計で9枚の王国カードを選んだらゲームは終了です。
ゲーマー向けに言えば、カードを9枚ドラフトするだけのゲームです。

ここで守らないといけないルールは、2つだけ。

ルール1。
自分の王国の領土として配置する王国カードは、最初に配置する王国カードを除いて、すでに配置済みの王国カードに隣接する場所にしか配置できません。

ルール2。
自分の王国の領土は、最終的に3×3の正方形になるように配置しないといけません。

ゲーム終了時には、出来上がった王国の領土に応じて得点がもらえます。
得点になる要素は主に2つ。

1つ目は、布告カード(Edict card)と呼ばれる、特定の条件を満たすことでもらえる得点。
「“道”の地形を一番多く繋げて配置している人は3点」とか、そういうやつです。
他の布告カードに関してはプロジェクトページ内で詳細が言及されていないのですが、画像を見る限り、「一番多く特定の建物を配置しているプレイヤーは3点」とかそんな感じでしょう。

この布告カードは、ゲームの開始時に7枚ほど公開されるので王国カードを選ぶ際の大きな指針になりますね。

2つ目は、王国の地形からの得点。
5種類の地形に関して、同じ地形が繋がって配置されているエリアに建てられている建物の種類数に応じて得点がもらえます。
文章にするとややこしいですが、「“道”の地形が繋がっているエリアには5種類の建物があるから7点」、「“水辺”エリアには3種類の建物があるから2点」とかそんな感じです。

こっちの得点は、王国カードを、自分の領土のどこに配置するのかの方針になりますね。

これらの得点を合計して一番多くの点数を獲得したプレイヤーが勝利となります。

■「nine-minutes Kingdom」の魅力

プロジェクトページのプロモーションムービーで「Strong Filler」を自称しているように、
このゲームの魅力は、非常に短時間で終わるのに、他のプレイヤーとのインタラクションとパズル的なジレンマがしっかりと盛り込まれているところです。

2種類の得点ルールによって、ゲーム中にプレイヤーが迷わないように上手く誘導できているので、タイトル通り9分で遊べそうです。

■日本語版の可能性

このプロジェクトのクリエイターであるHornet Gamesさんから発売されているゲームの日本語版が出ていないことを考えると、日本語版が出る可能性は低そうではあります。

しかし、シンプルで遊びやすいゲームで、ルールの分量も(おそらく)非常に少ないので、ひょっとしたら日本語版を作るパブリッシャーが現れるかもしれないなーと個人的には感じています。

ゲーム内で使用するカード類は言語依存度がない作りになっており、ルールも難しくないため、英語が苦手な人でもちょっと頑張ってルールを読めば遊べるレベルなので、
和訳なしゲームデビュー、キックスターターデビューを考えている人向けのゲームじゃないかなと思います。

■結論 蹴るべきか、蹴らざるべきか

以下の項目にいくつ当てはまるかを確認してみましょう!

・誰とでも遊べるゲームが欲しい
・英語は苦手だけど英語のゲームに興味がある
・自分だけの王国をつくりたい
・ドラフトゲームが好き
・短時間で遊べる簡単なゲームが好き
・誰も持っていないようなゲームが欲しい

当てはまった項目数が~
0~1:【蹴らないボドゲ】様子見をするのが無難でしょう
2~3:【蹴りたいボドゲ】蹴るのを検討してみては?
4~6:【蹴るべきボドゲ】蹴らないと後悔するかも!

僕は、4項目に該当しました!
パッケージ版のゲームが手に入るBaronコースが9€+送料と比較的安価だったので、それをキックしてみました!
配達予定の3月を楽しみに待とうと思います。

それではまた!
アディオス=アミーゴ!!

(ゲームクリエイターズラボ第一期生 綾羽光陰)

nine-minutes Kingdom
ナインミニッツ キングダム

わずか9分で自分の王国を作ることができます
https://www.kickstarter.com/projects/519571305/nine-minutes-kingdom

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