講談社キックスターターナビ | 日本のクリエイターを世界へ! KickstarterNavi(キックスターター)公式ナビ

KickstarterNavi(キックスターター)公式ナビ

Blogs
達成

連載ブログ[蹴りたいボドゲ] ~三つ揃えろ~ 「The Big Shuffle」

綾羽光陰
綾羽光陰

プロフィール ▼

    • facebook
    • twitter
    • line

************************************
け‐る【蹴る】《五他》
0. kickstarterで気になったプロジェクトを支援すること。
「最高に好みの作品を見つけたから――」

あなたの心の琴線に触れたら、蹴る一手!
「蹴りたいボドゲ」のはじまりです。
************************************

ハローハローこんにちわ。

ハードボイルドな探偵が謎めいた美女と出会い、人間の醜さが招いた事件を解決する。
そんなテンプレなストーリーの映画ありますよね。

1940年代以降に量産されたこの手の映画は、フィルム・ノワールと呼ばれています。

そのフィルム・ノワールの雰囲気をそのままカードゲームにしたゲームが、今回紹介する「The Big Shuffle (ザ ビッグ シャッフル)」。

今回はこのゲームの魅力と、蹴るべきか蹴らざるべきかに関して語っていこうと思います。

■概要

「The Big Shuffle」は、典型的なフィルム・ノワールのキャラクターとなって、目的のシチュエーションを作ることを目指すゲームです。

プレイ人数:2~4人
プレイ時間:30分
対象年齢:14+
ジャンル:カードゲーム、フィルム・ノワール

■ゲームプレイ

「The Big Shuffle」はフィルム・ノワールの雰囲気を楽しむゲーム。
プレイヤー達は、「探偵(The Private eye)」や「運命の女(The Femme Fatal)」といったキャラクターを演じて、各々に設定された“シーン”を作り出すことを目指します。

“シーン”は、「誰が(Who)」、「何を(What)」、「どこで(Where)」の3種のシーンカードで構成されて表現されます。
テーブルの中央には、3種のシーンカードそれぞれの山札が並べてあり、一番上のシーンカードのみが公開された状態でゲームが始まります。
この、山札の一番上のシーンカードの組み合わせが“現在のシーン”ということになります。

ちなみに、全てのシーンカードには、“現在のシーン”のカードになると、ゲームに追加のルールをもたらす特殊効果があります。

さて、ゲームの流れは比較的簡単です。
手番のプレイヤーは2回アクションを行うだけです。

アクションの種類も、ノワールカードを1枚引くアクション、ノワールカードを1枚使用するアクション、シーンを変更するアクションの3種だけ。

前者2つは読んで字の如くなので、把握すべきはシーンを変更するアクションだけ。

シーンを変更するアクションとは、「誰が」「何を」「どこで」の“現在のシーン”カードのうち1枚を選んで捨て札にし新しいシーンカードをめくったり、捨て札を“現在のシーン”に戻したりするアクションです。

各シーンカードに設定されている影響力(Influence Score)と、自分のキャラクターが持っている影響力とを比較して、自分のキャラクターの影響力が上回っているとシーンの変更に成功します。

ただし、シーンの変更を試みたプレイヤーの右隣から時計回りに(多分、左隣から時計回りの誤記)、「手下(Goons)カード」を使用してシーンカードの影響力を上下させ、シーンの変更を妨害したり手助けしたりすることができます。
もちろん、シーンの変更を試みたプレイヤーも「手下カード」を使って対抗することが可能です。

キル・ドクター・ラッキー」と同じような足の引っ張り合いシステムですね。

そうやって、新しいシーンカードをめくったり、元のシーンカードに戻したりを繰り返しながら、一番最初にキャラクターカードに設定されたシーンカードの組み合わせを達成したプレイヤーが勝利となります。

■「The Big Shuffle」の魅力

「The Big Shuffle」の魅力はやはりフィルム・ノワールあるあるをふんだんに盛り込んだアートワーク。

特に、コントラストを強調したモノクロ調のカードは、フィルム・ノワールのビジュアルそのものですよね。

ゲームをプレイしていく過程で“現在のシーン”が変化していくのを眺めながら、映画のストーリーを想像するのも楽しいと思います。

■言語依存度について

ゲーム自体のルールは簡単なのですが、特殊効果が特に重要なゲームなので、言語依存度は比較的高めです。

また、「The Big Shuffle」はこのクリエイターのデビュー作のようなので、ルールブックの文章もまだ洗練されておらず、少し読みにくいと感じました。

なので、遊ぶためにはちょっと気合を入れて英語を読む必要があるかもしれません。

■結論 蹴るべきか、蹴らざるべきか

以下の項目にいくつ当てはまるかを確認してみましょう!

・フィルム・ノワールが好き
・アートワークに惹かれる
・犯罪映画が好き
・ジャズに合うゲームを遊びたい
・英語を頑張って読む気合いがある
・シガーとウィスキーと一緒に遊ぶゲームが欲しい

当てはまった項目数が~
0~1:【蹴らないボドゲ】様子見をするのが無難でしょう
2~3:【蹴りたいボドゲ】蹴るのを検討してみては?
4~6:【蹴るべきボドゲ】蹴らないと後悔するかも!

僕は3つに当てはまっているので、蹴るかどうかは検討中。
映画好きの知り合いが遊びたいと言ったら蹴ろうかなと考えています!

それではまた!
アディオス=アミーゴ!!

(ゲームクリエイターズラボ第一期生 綾羽光陰)

The Big Shuffle
ザ ビッグ シャッフル

フィルム・ノワール カードゲーム。自分で作るフィルム・ノワール。
https://www.kickstarter.com/projects/previouslypluto/the-big-shuffle-a-film-noir-card-game

この記事に対するご意見・ご要望、訂正、お問い合わせなどはこちらから >
「綾羽光陰」 の記事一覧を見る >
「ボードゲーム」 関連記事一覧を見る >

RecommendedArticles_ おすすめ記事