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連載ブログ[蹴りたいボドゲ] ~歴史体験ツアーへようこそ!~ 「Trekking Through History」

綾羽光陰
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け‐る【蹴る】《五他》
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あなたの心の琴線に触れたら、蹴る一手!
「蹴りたいボドゲ」のはじまりです。
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ハローハローこんにちわ。

SFにおいて人類の夢の一つとして描かれるテーマといえばタイムトラベル!

過去へ自由に移動することができれば、アリストテレスに会うとか、ストーンヘンジの建設を手伝うとか、色々とやりたいことがありますよね。

Trekking Through History (トレッキング スルー ヒストリー)」は、タイムトラベルツアーに参加して、そんな歴史的イベントを体験するゲーム!

今回はこの「Trekking Through History」の魅力と、蹴るべきか蹴らざるべきかに関して語っていこうと思います。

■概要

「Trekking Through History」は歴史的イベントを体験するべくタイムトラベルをするゲームです。

プレイ人数:2~4人
プレイ時間:30~60分
対象年齢:10+
ジャンル:ドラフト、セットコレクション、タイムトラベル

■ゲームプレイ

「Trekking Through History」はタイムトラベルがテーマのボードゲーム。

プレイヤーは、3日間のタイムトラベルツアーに参加して、数々の歴史的なイベントの現場に立ち合います。

ただし、タイムトラベルとはいえ、旅行は旅行。
できるだけ効率的に観光したいと思うのは当然じゃないでしょうか?

そんなわけでこのゲームでは、できるだけ過去に戻る回数を少なくしつつ、1日あたり12時間の滞在時間で、できるだけたくさんの歴史的イベントに立ち会うことを目指します。

ゲームの流れは非常に簡単。

手番のプレイヤーは、場に並んだ6枚の歴史カードから1枚を選んで獲得するだけ。

歴史カードには、どの時代に行くのか、どんな経験ができるのか、そして何時間の滞在が必要なのかが記載されています。
また、歴史カードの裏には、そこでどんなことが起こっているのかというトリビア的な解説も記載されています。

画像の歴史カードは、「ライト兄弟と一緒に飛行機で飛ぶ!」だそうです。

さて、プレイヤーは歴史カードを獲得すると、まずは滞在時間分のコストを支払う必要があります。
先述の通り、プレイヤーに許可されている滞在時間は1日あたり12時間だけ。
歴史カードを獲得したプレイヤーは、そこに記されている時間分だけ時計ボード上のトークンを進めます。

ちなみに、獲得した結果12時間ぴったりになると、ピタリ賞で勝利点を獲得することができます。
また、12時間をオーバーしてしまう場合は、ピタリ賞をもらうことができないだけで、翌日の滞在時間が減少したりするペナルティはありません。

滞在時間のコスト支払いが終わると、今度はどんな経験ができたのかをチェック。
歴史カードの右下にどんな経験ができたのかが記載されているので、対応する経験トークンを獲得して、自分の旅程ボードの上に置いていきます。
旅程ボードには、プレイヤーごとに異なる「こんな経験がしたい」って目標が示されているので、できるだけ完璧な旅行体験になるように歴史カードを選ぶ必要があるわけですね。

そして、最後に獲得した歴史カードを、旅の記録として自分の前に並べます。
この時に重要になるのが、「どの時代に行ったのか?」です。

獲得した歴史カードが、直前に獲得したカードよりも後の時代のカードなら、そのカードを今回の旅行を表す列に加えて並べることができます。

しかし、直前に獲得したカードよりも前の時代のカードなら、あらためてタイムマシーンで過去に向かう必要があります。
その場合は、それまでの旅行の列を裏返してひとまとめにして、今獲得した歴史カードを起点とした新しい旅行の列を作ります。

要するに、一旦過去に戻ったら、そこから未来へ未来へと移動するのが一回の旅行な訳ですね。
幸いタイムトラベルツアーの最中は、何度でも過去へと向かい新しい旅行を開始することが可能です。
しかし、一回の旅行でたくさんのイベントを体験すればするほど、ゲーム終了時の得点がたくさん入ってきます。

文章にするとちょっとややこしいですが、

1、歴史カードを1枚選ぶ
2、そのカードの滞在時間分時間を進める
3、カードに書かれた経験を獲得
4、旅行の列にそのカードを加えるか、新しい旅行を始める

というだけです。

これを繰り返して、全員が12時間を使い切ると1日が終了。
3日終了時点で一番得点を獲得していた人が勝利です。

■「Trekking Through History」の魅力

「Trekking Through History」は、6枚の歴史カードの中から1枚を選ぶだけというシンプルなアクションだけで構成されているゲームですが、
1枚の歴史カードに年代、経験、滞在時間と3つの価値があるため、その選択が悩ましいものになっています。

つまり、ボードゲームにあまり触れたことがない人でも、簡単に遊ぶことができて、
“ボードゲーム的なジレンマ”を楽しみやすいゲームなんですね。

アートワークも綺麗で、タイムトラベルというテーマも人を選ばないのがグッドですね!

手軽なカードゲームはやったことがあるけど、ボードやコマを管理するボードゲーム感のあるゲームをやってみたいという人と遊ぶのに適したシンプルで完成度の高いゲームだと思います!

■言語依存度について

「Trekking Through History」の言語依存度は、ルールブックも8ページのみで、歴史カードの情報などがアイコン化されているためかなり低めです。

ただし、歴史カードの裏面に書かれている解説は全部英語なので、英語が目に入るだけでも嫌という人には厳しいかもしれません。

また、このパブリッシャーは「Trekkingシリーズ」と銘打った「Trekking Through History」の兄弟的なゲームを出しているのですが、
日本語版は出ておらず、和訳付きの輸入販売をしているところもなかったような……。

そのため、日本語版が出版される可能性も低そうです。

■結論 蹴るべきか、蹴らざるべきか

以下の項目にいくつ当てはまるかを確認してみましょう!

・タイムトラベルをしてみたい
・世界史が好き
・ボードゲーム初心者と遊ぶゲームが欲しい
・家族で遊べるゲームが欲しい
・シンプルなルールのゲームが好き
・歴史トリビアを披露する機会が欲しい

当てはまった項目数が~
0~1:【蹴らないボドゲ】様子見をするのが無難でしょう
2~3:【蹴りたいボドゲ】蹴るのを検討してみては?
4~6:【蹴るべきボドゲ】蹴らないと後悔するかも!

僕は3つが該当。
複雑なゲームも好きですが、シンプルで完成度の高いゲームも好きなので蹴るかもしれません。

それではまた!
アディオス=アミーゴ!!

(ゲームクリエイターズラボ第一期生 綾羽光陰)

Trekking Through History
トレッキング スルー ヒストリー

もし、過去にさかのぼって、信じられないような歴史的瞬間を体験できるとしたら?
https://www.kickstarter.com/projects/underdoggames/trekking-through-history

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