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ボードゲームの祭典「シュピール・デジタル」体験レビュー

Mandy
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2020年10月22日~10月25日に、SPIEL.digital (シュピール・デジタル)という世界最大のボードゲーム展示会がオンラインで開催されました。通常はドイツのエッセンで開催されているイベントですが、新型コロナウイルスのためオンラインでの開催となりました。(例年の「エッセン・シュピール」については以前の記事でご紹介しています)

今回はオンラインイベントのため、日本、台湾、韓国を含む世界各国からクリエイターが参加。多くのボランティアも参加していて、サポートやデモゲームの運営を手伝っていました。私はフランス、アメリカ、プラハ(チェコ共和国)、イギリスからのボランティアに会いました。SPIEL.digitalのサイトはほとんどが英語/ドイツ語でしたが、DeepL(ディープエル)などのオンライン翻訳ツールを使えば、時間はかかるけれどコンテンツを楽しめるようになっていました。

多くのクリエイターと話をする中で、今年の初めに『Where am I? Alice in a Mad Tea Party』というゲームでKickstarterのキャンペーン(支援金を集めるプロジェクトのこと)をおこなったGOTTA2 (ゴッタニ)さんともお話しました。彼らはSPIEL.digitalに素敵なブースを開いて、新作ゲームを披露していました。彼らはポジティブで、楽しくてエネルギッシュなので、海外の人とのコミュニケーションもうまくとれていましたね。彼らに初めて会った時から、彼らのたくさんのエネルギーのおかげで、ハッピーな気分になりました。
彼らは「なによりも、SPIEL.digitalの運営サイドに、本当に感謝しています。ヨーロッパの状況を考えるとこのイベントが開催されていることは、素晴らしい奇跡です」と言っていました。

SPIEL.digitalのGOTTA2ブース

SPIEL.digitalで紹介された、Japon Brand (ヤポンブランド)のゲームリスト

台湾の仲間たちのボードゲームデザイン

クラウドファンディングは、SPIEL.digitalでも大注目

SPIEL.digitalには、見てまわれるエリアがたくさんありました。私は日本のブースはもちろん、Haba gamesのブースやクラウドファンディングのブースも見て回りました。クラウドファンディングを利用しているボードゲーム会社も多く、とても素晴らしかったです。クラウドファンディングエリアは下の画面のような形で、Kickstarterでローンチしたゲームも多数ありました。Studium Mundi (スタジオムンディ)、Japon Brand、CMONなどは、すごく大きなブースを構えていました。itten (イッテン)もとても目立っていましたね。さらにGrandoor games (グランドアゲームズ)をはじめ、多くのクリエイターたちが参加していました。

クラウドファンディング ブースマップ

スクロールしながらブースを見てまわります。混雑しているブースは黄色でハイライト表示されていました。

デジタル上のほとんどのブースではゲームが展示されていて、多くの場合、リンクをクリックしてゲームを買うことができるようになっています。それだけではなく、たくさんの動画が公開されていて、英語、ドイツ語はもちろん、日本語の動画も。

イベント期間中にはさまざまなイベントがありましたが、私が見られたのはそのうちの一部だけ。その中にSpiel HUNTという、ブースを見てまわり手掛かりを探していくイベントがありました。

コンペティションもあり、ライブ配信もたくさんあり。時間が限られていたので、私は日本のクリエイターのライブ配信を中心に見てまわりました。

オンライン上でやってみたいボードゲームを見つけることは、リアルでの展示会に比べると、少し難しかったです。SPIEL.digitalでは、最初にクリエイターの「メインページ」を見つけて、イベントが開催されているかどうか、参加できるDiscord(ディスコード:アプリの一つ:ゲーマー向けのチャット)チャネルがあるかどうかを確認しなければなりません。いくつかのブースでは、Discordチャネルが簡単に見つかりました。ディスコードに参加すると誰かが挨拶をしてくれて、ゲームをプレイしたり、プレイを見たり、クリエイターに質問をしたりすることができました。

SPIEL.digitalでのStudium Mundiのブースの様子。

私がやってみたゲームは……Mythology in the World (Studium Mundi)、The Key (Haba Games)、ヘゲモニア戦記 (Studium Mundi) など。

Tabletopia(テーブルトピア)という英語のサイトを利用すると、ゲームのデモをするのにとても良いことがわかりました。今後、他のデザイナーにもこのサイトの利用を勧めようと思っています。インターフェースは使いやすく、とてもカラフルで、実際のボードゲームをうまくシミュレーションしていました。また、ビジュアル的にもライブストリーミングにとても適しています。Tabletopiaは、クラウドファンディングのプロジェクト中のクリエイターがゲームをデモしたり、新しい友人やファンを作ったりするのにぴったりです。多くの場合、デモの後、ファンはKickstarterでのキャンペーンにアクセスしてくれそうです。Studium MundiのKickstarterキャンペーンでは、多くの支援者(バッカー)に興味を持ってもらえるような、SPIEL.digital限定のリワードを作っていました。

ヘゲモニア戦記(Studium Mundi)をプレイする準備

Tabletopiaで「ヘゲモニア戦記」をシミュレート

「The Key (Haba games)」のデモゲームをプレイ

DISCORDサーバーを利用することが重要

これらのゲームをプレイする際には、使用言語に応じてゲームを教えてくれるボランティアの人たちがいます。たとえば、16時~17時は英語のデモゲーム、17時~18時はドイツ語のデモゲーム、のように。私はGrandoor games、Studium Mundi、Haba gamesのDiscord(ゲーマー向けのチャット)サーバーに何度も参加しました。ディスコードのサーバーは操作が簡単で、世界中の多くの人に会うことができます。とても楽しかったです。また、ボランティアの人たちのなかにも、新しい友達ができました。

一部のブースにはDiscordサーバーがなかったので、どこか別の場所でデモゲームをプレイできるのかどうか、わかりませんでした。SPIEL.digitalは新しい形でのイベントだったので、誰にとってもいい勉強になったはずです。デザイナーに会ってオンラインで一緒にゲームをプレイできるDiscordサーバーがあると、よりプライベートな体験ができます。通常のリアルな展示会では、デザイナーはゲーム販売テーブルの後ろのほうにいたりしますが、SPIEL.digitalではデザイナーと直接おしゃべりしたり、仲良くなったりすることができました。デザイナーと一緒にゲームをプレイできるのがSPIEL.digitalの醍醐味です。

国際的なボードゲームコンベンションについて

コンベンション(展示会)という場でファンを増やしていくことは、将来、ゲームをローンチするときには大きな助けになります。海外にも日本のゲームが大好きなファンがたくさんいます。でも、海外のゲーマーみんなが、日本でどんなゲームがリリースされているかを知ることはできないので、彼らに出会うために、時には海外に出かける必要があります。もし国際的なコンベンションに参加するチャンスがあれば、ぜひ参加をお勧めします。
共通言語が英語でも、みんな楽しくコミュニケーションをとることができていました。オンライン展示会では、DeepL翻訳やGoogle翻訳を使うこともできるので、さらにコミュニケーションがやりやすくなっています。国際的なコンベンションは、とくに海外のゲーマーにとって日本のゲームに関するニュースを見つける唯一の方法だったりするので、ゲームやブランドのプロモーションに最適なのです。

Discordの使い方や海外のゲーマーにリーチする方法についてもっと知りたい方は、私たち、日本のキックスターターチームに連絡してください。私(Kickstarter公認 ボードゲームアンバサダー・マンディ)は海外のゲーマーに日本のゲームデザイナーを紹介するために、よくゲームデモデーを開催しています。海外のゲーマーはあなたのゲームを試遊することができますし、日本のゲームデザイナーは自分のコミュニティを構築することができます。週末のイベントに参加して、世界中のゲーマーに会うこともできます。こちらに登録していただくと、今後開催されるセミナーやワークショップのお知らせを受け取ることができます。

国際的なボードゲームサーバー「BGG」にゲームを登録するにあたって、サポートが必要な場合には、こちらのフォームに記入してください。

私たち、日本のキックスターターチームは、ボードゲームデザイナーが、世界に向けてゲームをローンチするのをサポートするためのツールを数多く作っています。エキスパート(キックスターターでのキャンペーンのコンサルタント)に相談したい場合は、Twitterでご連絡ください。
@KSJP_Games
日本のゲームをもっと世界に広めていきましょう。

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