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「マニアフェスタ オンライン」体験レポート(2020年9月26日27日@オンライン)

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こんにちは。マニアフェスタを運営している、合同会社別視点スタッフのmarinaと申します。

2020年9月26日(土)、27日(日)の2日間にわたって「マニアフェスタ オンライン」が開催されました。

「マニアフェスタ」とは、「片手袋マニア」「仏像マニア」「銭湯マニア」など、さまざまなジャンルのマニアや研究者、専門店が出展する展示即売会です。これまで4回開催され、累計300組以上の出展者が参加しています。

今回は講談社とKickstarterのサポートを受けて、初の試みとなるオンライン開催が実現しました。世界のマニアの出展やVRイベントなど、オンラインならではの楽しみもたくさんあった2日間をこの場をお借りしてレポートします。

出展ブースを巡ってみました

イベント1日目、「マニアフェスタ オンライン特設サイト」がオープンしました。

サイトに入ると、お寺やゲームセンターなど6つの建物のイラストが目に入ります。今回のイベント会場は、「空想都市マニア」こと地理人(ちりじん)さんが描く実在しない空想都市・中村市(なごむるし)が舞台なんです!

今回出展されたマニアさんは、総勢68組!

それぞれの建物をクリックすると、出展マニアさんの一覧を見ることができました。

たとえば廃ゲームセンター会場では、「電飾マニア」「リーゼント学ランマニア」など、いかにもマニアな面々が。出展する会場はマニアさんが自分で選んでいるそうで、「この会場にはどんなマニアさんがいるかな〜」と探索していくのも楽しいです。

どのマニアさんも気になる!

気になったマニアさんをクリックすると、マニアさん自身が活動内容をまとめたブログやSNS、動画などを見ることができました。

「なぜマニアになったか」をつづったブログや、対象物への愛を語る動画など、みなさん力作を投稿されています。まさに十人十色!

どれも新鮮で面白い!

たとえば「明太子マニア」の田口めんたいこさんは、自作の動画で明太子12社食べ比べセットの食レポを披露したり、茨城県の観光スポット「めんたいパーク大洗」を案内したりと、明太子の魅力をこれでもかと伝えていました。

今後は“もっとしっかり色々な方法で明太子の魅力を伝えられるように、まず福岡移住して片っ端から明太子屋さんを巡る予定です”とのこと。本場に移り住むとは、真の求道者です。

オンラインショップでは、オリジナルグッズを購入できました。ニッチで可愛らしいグッズの下には、田口さんの想いや制作背景が綴られており、眺めているだけでも楽しいです。

明太子と一緒にお出かけしたい方にオススメです

そして海外のマニアさんも発見! 今回は10地域から14名のマニアさんが参加されていました。

フランスからは顔のように見える工業製品を撮影する「工業製品の顔マニア」、タイからは「レトロ看板マニア」など、気になるマニアさんばかり。こうしたワールドワイドな交流はオンラインならではですね。 

そのお一人、「誰かの『Durstlöscher』マニア」さんはドイツからご出展。「Durstlöscher」というのは、ヨーロッパで販売されているジュースだそう。このマニアさんは、ドイツの公園や通り、広場に捨てられたジュースのパックを撮影してコレクションしているのだとか。

折りたたまれていたり、放置されていたり、どこの地域でもあるあるなんですね。

日本でいうと「飲み終わった野菜生活パックマニア」という具合でしょうか。電車に放置されていたり、車に踏みつけられていたり、パックがたどる運命の物悲しさは万国共通のようです。

68組のコンテンツを一通り見て回るには、時間がいくらあっても足りない! 大人が自分の好きなものを語っている様子は、本当に素晴らしいなと思いました。

番組配信

トップページでは、運営事務局による公式番組も配信されていました。

マニアの方をゲストに呼んだトーク番組や、オススメのマニアさんを紹介するコーナーなど、2日間にわたり様々な番組が放送されていました。

リアルタイムで番組が放送されていることで、同じイベントに参加している雰囲気を感じられて良かったです。

なかでも一際異彩を放っていたのが「道に落ちてる手袋が世界進出!?『片手袋を世界へプロジェクト』大発表会」。

「片手袋マニア」の石井さんをゲストに迎えたトークイベントです。石井さんはKickstarterを活用してクラウドファンディングに挑戦中で、その様子を伝えてくれました。

そもそも片手袋とは、道端に落ちている片方だけの手袋のこと。石井さんは十数年前から“見つけた片手袋はすべて撮影する”というルールを自身に課していたところ、なんと現在までに4,000枚以上を撮影していたのだとか!

娘さんが描いた家族画に片手袋も描かれていたというエピソードからは、片手袋がいかに石井家に深く入り込んでいるかが伺えます。

そんな石井さんの目標は、「世界中にいる片手袋を見守る仲間に、自分の活動を詰め込んだビジュアルブックを届けたい!」。

世界には「lostgrove」というタグをつけてSNSに片手袋の写真を投稿している方が結構いるそうで、今回のクラウドファンディングを通して仲間に出会いたいとのこと。世界の仲間からの支援も徐々に集まりつつあるということで、実現が楽しみです。

(追記:マニアフェスタ開催後に、石井さんは無事に目標金額を達成されました。おめでとうございます!)



そしてVRイベントも開催されました!

会場は、“空想都市・中村市にある日本家屋”のイメージでつくられたVR空間。参加者はclusterというアプリをダウンロードすると、好きなアバターを選んで会場に入ることができました。

会場を好きにグルグル回ったり、チャットに感想を書き込んだり、だんだん操作に慣れてきたところでイベントスタート!

このイベントは、「空想都市マニア」「歩行者天国マニア」「ドネルケバブマニア」と、VRに造詣が深いメディアアーティスト・坪倉輝明さんが、「実在する街っぽさってなに?」「ケバブ屋っぽい店づくりって?」など、空想都市で実在都市の ”っぽさ”を語るトークイベント。

「このVR会場は、おそらく築100年は超えているはず」「周りにも築100年級の建物が多い。戦争で焼けていないということは、ここは城があるエリアなのでは?」「ということは天守閣が見えないくらい巨大な城の端っこにある建物群なのではないか」と、マニアのみなさんによる真剣な考察が行われていました。

大量の参加者が同時にベランダに出る一幕も。歩行者天国マニアの内海さん(建築事務所勤務)によると「ちょっと耐久性が危ないかもしれない」とのこと。それはそうだ。

みなさんVR空間を楽しんでいたようで、「VRだと身支度をしなくていいし、年も取らないしいいですよね」という坪倉さんの言葉に拍手で応えていました。私も初めてVRアバターを操作しましたが、好きなように動けたり、気軽にリアクションもできたり、想像以上に楽しかったです。

マニアフェスタ オンラインは、新鮮で面白い!

今回出展された68組のマニアさんは、文章や写真、動画を通して「自分がこれが好き!」という熱量を伝えてくれました。なかには独自に番組を企画して生配信されているマニアさんもいて、私の好奇心も存分に刺激されました。あらためてマニアのみなさん、お疲れさまでした。そしてありがとうございました!

VRイベントや海外マニアさんの出展など、オンラインならではの楽しみもありました。今後もオンライン開催を予定しているので、さらにパワーアップした姿を皆さんにもお見せできるのではないかと思います。どうぞお楽しみに!

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