キックスターターでプロジェクト進行中の「Windmiller Preamp(ウィンドミラー・プリアンプ)」は、スペインのギターギアメーカーAclam Guitarsが開発したギターエフェクターです。伝説のロックバンドThe Whoのピート・タウンゼントが使用していたスプリングリバーブユニット「Grampian Reverberation Unit Type 636(以下、Grampian 636)」のプリアンプ部を、扱いやすいペダルタイプのエフェクターとして再現したもの。独特のサチュレーション効果により、あの太くて甘いトーンが味わえます。
(下につづく)
2021年3月7日 20時現在 (残り日数 11日)
¥1,190,171
の総プレッジ(支援)額 (¥1,936,753中)
日本からのバッカー数 1人
バック(支援)する
※このプロジェクトは 2021年3月18日までにゴールを達成した場合のみファンディングされます。
※バック(支援)金額は、達成した場合のみクレジット決済され、不成立の場合は請求されません。
ギターエフェクター好きな人であればご存じかもしれませんが、60年代当時のピート・タウンゼントがかき鳴らしていたギターサウンドには、ある秘密がありました。Marshalアンプの前段にリバーブユニットGrampian 636を接続し、リバーブは使わずプリアンプ部分をディストーションやブースターのように活用していたのです。これにより、Marshalアンプの歪みを限界までプッシュし、ファズのようなギターサウンドを作り上げていました。
Windmiller Preampの紹介ページでは、1967年に行われたThe Whoのライブ映像が視聴できます。ピート・タウンゼントが演奏中にGrampian 636のつまみを操作しているところも確認可能です。なんでも、この動画をAclam Guitarsのスタッフが見て「Marshalアンプの上に載っている奇妙なデバイスはなんだ?」と疑問に思ったのが、今回のエフェクター開発のきっかけになったそう。
そこでAclam Guitars(アクラムギターズ)は、今や貴重なビンテージ機材となっているGrampian 636の実機を入手。いろいろ解析してわかったのは、60年代に登場したそのほかのエフェクターユニット(FUZZ FACEやRANGEMASTERなど)と同じく、低い入力インピーダンスによって独特のサウンドが作られているということ。また、古いMarshalのスタックアンプ、シングルコイルとGrampian 636を組み合わせると、魔法のような素晴らしいサウンドになるということです。しかし、ほかのタイプのアンプやピックアップ、特にハムバッカーとは相性があまり良くないということも判明。
その問題を解決するべく、このWindmiller Preampでは、回路を微調整して周波数帯域を拡張。独自のトーンを維持しながらハイカットとローカットのEQを追加しました。そのおかげで、使用するアンプやピックアップに関係なく、Grampian 636特有の美しいサウンドが活かせるようになっています。また、オリジナルのGrampian 636に付いていた黄色いインジケーターランプも再現。ギターからの入力信号がオーバーロードしたときにランプが光るようになっています。
The Whoのギターサウンドが好きなギタリストはもちろん、新しいプリアンプやブースター的なエフェクターをお探しのギタリストは、要チェックですよ!
(狩野セレクト)
プロジェクトのストーリー(ダイジェスト)
またまたやってしまいました。Windmiller Preamp
Aclam Guitarsでは、伝説的なサウンドと、The Whoのような象徴的なバンドのサウンドに情熱を注いでいます。以前、Dr.Robertで実現したように、ピート・タウンゼントがトーンを太くし、ギター信号をブーストするために使用していたGrampian Type 636 リバーブユニットプリアンプを再現してみました。その結果、Windmiller Preamp エフェクターが完成しました。
私たちは音楽を愛しています。私たちは音楽を感じ、想い、プレイします。そして、私たちを信じてください。私たちが「プレイ」と言うとき、私たちは皆さんにも参加してもらいたいと思っています。
Windmiller Preamp のストーリーとは?
1967年、マーキー・クラブのThe Who
すべてはいつものように始まった。ときに執着と混同されることもある音楽への愛は、YouTubeサーフィン中にも養われていた。そして、The Whoの古い映像をサーチしているとき、1967年にマーキー・クラブで演奏していたThe Whoのクリップを偶然見つけたんだ。
この4人の若い男たちが持っていた生のエネルギーはどんなものだっただろう。54年前のロンドンのマーキー・クラブのような伝説的な会場での素晴らしいコンサートに、マスクもなく、ソーシャルディスタンスもない中で、本当にその場にいたらどう感じるだろう、と想像していたんだ……。と、その時、ピート・タウンゼントのMarshalアンプの上に、光が点滅する奇妙な装置が座っていたのを見て、急に白昼夢を止めた。それは一体何だったのか?
1967年、リバーブとして使用されていなかったGrampian 636 リバーブユニット
その装置がその生のエネルギーを供給しているかどうかを知る必要があった……。もしそうだとしたら、それを手に入れる必要があったんだ。
66年から67年頃、ピート・タウンゼントがGrampian 636 リバーブユニットを数台所有していたことが判明するまで、それほど時間はかからなかった。彼はそれをサチュレーションツールとして使用し、Marshalアンプを限界まで回して、画期的なトーンを手に入れていたんだ。

Grampian Reverberation Unit Type 636
どんな音に聞こえる?
Marc & Marcelによる、Windmiller Preampのデモ。お楽しみください!
Windmiller Preamp ユーザーマニュアルのダウンロードはこちら
デザインはどう?

Windmiller Preampのグラフィックは、60年代後半にロンドンのストリートで発見されたマーキー・クラブの古い宣伝用チラシからインスピレーションを得ている。The Who、King Crimson、Yes、Pink Floyd、Jimi Hendrixなどのバンドが、この有名なクラブの住人だった。ああ、懐かしい時代だ……。

The Whoへのオマージュも見逃せない。

The Windmiller Preamp PCB




これを実現するために、私たちを助けて、私たちに愛を分けてほしい!
これがプレッジリストです:
・Take my money
このプロジェクトの実現に向けて、あなたの貢献をお願いします。より多くのニュースを入手して、Aclam ファミリーの一員になりましょう。Aclamチームがあなたの貢献に感謝の意を表したビデオをお届けします。
・The Windmiller Preamp
このプロジェクトに興味を示して、あなたのものにしましょう!

・Windmiller believer
最初に音を出す人になりましょう。ピート・タウンゼントよりかっこよくなれるTシャツ付き。

この画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合があります。
・The special one
オリジナルのGrampianデザインをベースに、あなただけの特別な一台になるようにナンバリングされたスペシャルエディション。 オリジナルのGrampianの美学に敬意を表し、アルミプレートを使用したグリーンのペダルです。

この画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合があります。
・Friendship never ends
親友に教えてあげて、2つ一緒にゲットしましょう。10%オフになります。

・Britain’s got talent
The Beatlesへのトリビュートと、The Whoへのトリビュート。両方なら10%オフ!


The Windmiller Preamp
(ウィンドミラー・プリアンプ)
このエフェクターはGrampian 636プリアンプをベースにしています。ピート・タウンゼントがトーンを太くし、ギター信号をブーストするために使用したものです。
https://www.kickstarter.com/projects/thewindmillerpreamp/the-windmiller-preamp-push-your-amp-to-its-raw-power