プロジェクトのポイント
- 食わず嫌いにこそオススメしたいウォーゲーム(ウォーシミュレーション)、久しぶりのダイヤの原石PJTをKSで発見
- 日本国内ウォーゲーム出版で評価が高いボンサイゲームズが認めた『ナポレオン1806』『ナポレオン1807』に続く、ナポレオンシリーズ第3弾『ナポレオン1815』。2人だけでなく、3人プレイも可能
- ストレッチゴールなど関係なく、当初より日本語版を選択可能。ルール、カード、プレイヤー・リファレンスなど、ボンサイゲームズ制作の日本語化バージョンを選べる

プレッジ(支援)総額 ※5月20日現在(残り6日)
¥5,376,867 (目標額¥1,329,492)
実は最初、ガン無視してしまった“パス”案件。ウォーゲームというのはプレイ相手を選んでしまうゲームジャンルだ。多くが2人限定というのはまだ良いのだが、プレイ時間が数時間から数十時間(!!)までとヒジョーに長い。
興味はある、だがプレイしたことはない、という非電源ゲーマーも多かろう。僕自身はウォーゲームに愛着があるものの、その多くが積みゲーとして僕のコレクション棚に死蔵されてしまっている。本PJTのトップ動画も、まったく味気のない作りで、コリャだめだと最初は思った。
ところが!である、PJT本文を読み進めると、英・仏・西語に加えて、日本語版が最初から準備されるというじゃナイですか! なぜ?? ぬぁんと、ボンサイゲームズさんが日本語版制作とな! ちょっとぉソレ早く言ってくださいよー。
ボンサイさんといえば、ここ数年、日本のウォーゲームシーンに新しいエネルギーを与えてくれている。『第一次・第二次上海事変』、『モスクワ電撃戦2』、『大東亜共栄圏』などは、伝統的なウォーゲームのエッセンスを詰め込みながらプレイ時間が短縮されていて、ウォーゲームを敬遠する非電源ゲーマーにも刺さった。同社が本PJTの日本語版を制作するのであれば、ウォーゲーム食わず嫌いゲーマーにも朗報だ。ボンサイさんの審美眼は間違いなかろうし、ルールも日本語でイケる。
ウォーゲームをやってみたいけど、どうしようかしら、と悩めるひとは、本PJTを蹴りつつボンサイさんの軽いウォーゲームをプレイして、『ナポレオン1815』の到着を待とう。2人プレイと3人プレイが用意されたユニークな作品だ。ウォーゲームの食わず嫌いはもったいないぞ。
(中川セレクト)

Napoléon 1815 (ナポレオン1815)
軍隊を指揮して天下分け目の決戦に挑む、ウォーゲーム
https://www.kickstarter.com/projects/shakos/napoleon-1815-when-the-game-meets-history

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