プロジェクトのポイント
- 脱帽を超えた脱毛(?)レベルの深い世界観で、他のトランプデックを圧倒する王者の登場。PJTページを見れば、その美しさに引き込まれること間違いなし
- 本PJTを通じてのみ入手できる限定グッズ多数。特にオリジナルブック(トランプデックを1個、本の内部にシークレット収納できる)は、若干高価格だが非常に魅力的
- 半年前からSNSを通じた広報PRの手法は、昨今のKS王道マーケティング。じらしてじらしてババーンとKSに登場させるテクニックは、日本のクリエイターたちも見習いたい

プレッジ(支援)総額 ※5月24日現在(残り11日)
¥37,370,637 (目標額¥6,630,419)
これまでのトランプデックに対する想像を数段階超える、作り込まれた世界観に惚れ惚れするデックの登場だ。テーマは「海と財宝」。この世界観はありきたりだが、さすが世界でも5本の指に入るであろうデッククリエイターのストックホルム17氏。その創り込みは圧巻である。過去作品も唯一無二のデックアート作品として評価が非常に高い。
本PJTは、数ヶ月前から氏のSNSを通じて制作過程が公開されていて、事前評価でもデックコレクターの間で大きな話題になっていた。カードの絵柄がオリジナルで美しいかどうか、といったレベルにはとどまらない。カードのアートワークが完全カスタムなのはもちろん、タックボックスも「普通の箱」ではなかった。オリジナルの切り込みを入れるテスト(モック)を作り、何度もテストを重ねて専門業者に発注している。
さらに、その世界観を表現したストーリーを本職の小説家とコラボ。オリジナル小説が先か、世界観設定が先かまではわからないが、これほどまでに設定を詰め込んだデックは見たことがない。
レザー風のカバーが付いた謎解き小説ブックは、分厚い本のページの後半部分がくり抜いたようになっていて、デックを1つ隠し収納できる仕様。これは、€103(約¥13,700)でアドオン追加が可能だ。カードに描かれたアートワークの意味なども小説中で語られている。トップのPJT動画の質も愕然とするレベルのクオリティーである。
もはやツッコミどころが無い、いやむしろ、ストックホルム17氏はどうしてこれだけできてしまうのか、とツッコミを入れまくりたいPJT。
皆さんに大変残念なお知らせは、蹴らない理由がないことだ。これを知ってしまったあなたは蹴るしか選択肢がない。僕はローンチ時間(日本時間早朝5時)に目覚ましをかけて頑張って起きて蹴った。半年間も本PJTを待ち望んだスーパーバッカーとして当然である。
(中川セレクト)
のプレッジ(支援)額
The Trio ☉+☽+☆
Solis, Lunæ, Astra Polaris 3点セット

https://www.kickstarter.com/projects/requiemcards/the-eye-of-the-ocean
Kickstarter.comのプロジェクトページはこちら

The Eye Of The Ocean
ジ・アイ・オブ・ジ・オーシャン(大洋の眼)
https://www.kickstarter.com/projects/requiemcards/the-eye-of-the-ocean

インタビュー
なぜ、支援するのか。
スーパーバッカーと呼ばれる人