プロジェクトのポイント
- 通算21プロジェクト目の古参ベテランクリエイターによる、安心感のあるトランプデックPJT
- 未来宇宙SFとディストピアという二重のテーマ性をかけあわせた世界観で、トランプデックを構築。キング、クィーン、ジャックやスート(ハートやクラブなど)のキャラクターひとりひとりに細かい設定がつくりこまれている
- このクリエイターのデックはすべて限定生産。PJT終了後の一般販売ではこれまでも高額取引されることが多かったので、KSリワードはお得に入手する手段だ

プレッジ(支援)総額 ※6月28日現在(残り9日)
¥5,467,500 (目標額¥2,242,779)
今回もやってきた、定番クリエイターによるトランプデックPJT。テーマ性、デック品質、新しい印刷技術へのチャレンジ精神、バッカーコミュニケーション、律儀な配送体制などなど安定したPJTを送り出すクリエイター「サードウェイインダストリー」。今回はなんと21個目のPJTという安心感が半端ない! ベテランである。
「サードウェイインダストリー」の特徴といえば、まずはトランプデックのテーマ。世界観を深堀りして、すべてのキャラクターや記号にバックストーリーを用意する設定の細かさだ。ときには独立して解説ブックレットまで作ってしまうほどのマニアックっぷりである。
そして、世界観を表現するために新しい印刷技術が登場する度にデックに取り入れてきた。例えば、「金銀の箔押し印刷」はゴージャス感を演出するが、従来のホットスタンプタイプは逆のカード面にも凹凸が出てしまうのでカードに採用するのに向いていなかった。そこでコールドフォイルという新しい箔押し技術が登場するや、それをすぐに採用した。SFテーマの「モノリス」というデックでは、カードの表裏に全面ホログラム仕様を採用し宇宙の雰囲気を表現していた。当然これは1デックあたり5000円を超えるような高額にはなるけれども、テーマ性を追求するために、少量限定生産でもチャレンジしていくというのはKSに向いている。
今回のテーマは、未来宇宙とディストピアの世界だ。サードウェイインダストリーのキャラクターは、のっぺりとデフォルメされたものになっていて、これは一作目から踏襲されたデザインコンセプトだ。好き嫌いは分かれそうではあるが、ブレのない一貫した作風には強いアートのポリシーを感じる。僕は全シリーズを持っている(はずだ)が、集めているうちに次第にアートワークの良さが掴めてきてファンになった。
今回のPJTでのデックは全3種類で展開されている。あまり日本に流通することはないので、気になったら3種セットのリワードをバックしてみてくれ! そして、サードウェイインダストリー沼にハマってくれ!
(中川セレクト)
のプレッジ(支援)額
GALAXIA TRIDENT
希望小売価格$95を $58で
Galaxia Promessa/Altezza/Domina

https://www.kickstarter.com/projects/thirdwayind/galaxia-playing-cards
Kickstarter.comのプロジェクトページはこちら

Galaxia Playing Cards
ギャラクシア プレイングカード
SFとディストピアのポーカー・トランプ。別の銀河系にあるエデンを目指して、宇宙の旅に出かけましょう。
クリエイター:Thirdway Industries (バルラッシーナ, イタリア)
https://www.kickstarter.com/projects/thirdwayind/galaxia-playing-cards

インタビュー
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