プロジェクトのポイント
- ダブステップ発祥の地・ロンドン南部クロイドンネイティブのフォトグラファーが自ら目撃・体験した、シーン黎明期からピーク(2004-2007年)の貴重な記録!
- フォトグラファー自身が2004年にスタートさせた同名ブログ掲載の写真から約150点を厳選、書下ろしのエッセイ、手描きマップも収録
- シーンの中心だったFWD>> @ Plastic People、DMZなど当時の人気クラブナイトやMala, Loefah, Sgt.Pokes, Hatcha, Kode9などのアーティスト写真満載

プレッジ(支援)総額 ※9月2日現在(残り14日)
¥3,402,629 (目標額¥3,030,621 )
ロンドンの中心部から南へ電車で約1時間のところにある、郊外の住宅街クロイドンは、東京でいうなら町田のようなところ。そんなクロイドンから2000年代初めに登場したのが、ダブ、UKガラージ、グライム、2‐ステップなどを起源とするEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)、ダブステップです。
ダブステップはBBCラジオの名DJジョン・ピールが彼のプログラムで大々的にプッシュしたことや、クラブナイト・FWD>>主催の海賊ラジオ局(当時)・リンスFMの存在などがきっかけとなり、郊外のアンダーグラウンドシーンからセントラル・ロンドンの人気クラブへ、そしてベルリン、アムステルダム、NYへと世界的に広がりをみせます。
そのダブステップの初期~ピークともいえる2004~2007年のクロイドンの街、そしてFWD>>、DMZなどのDJたちやそのダンスフロアの熱気、シーンを「まさに今ここで起きている」臨場感で写し出した写真集『Drumz Of The South: The Dubstep Years (2004-2007)』を印刷、製本するためのプロジェクトがKickstarterに登場、すでに目標金額を達成しています。
これらの写真を撮ったジョージーナ・クックは、クロイドン出身のフォトグラファー&アーティスト。とくに音楽を中心とするユースカルチャーを題材にして活動しています。
彼女曰く、「私が初めてダブステップを聴いたのは2004年、クロイドンにあるお気に入りの地元のバー「The Black Sheep」の前、友人のMalaの車の中だったわ。彼は自分のトラック「B」をかけてたんだけど、それはそれまでに聴いたことのないような斬新な音だった。私はアンダーグラウンド・ミュージックの写真家として、このシーンにかかわらなければ! と思ったの」
そうして撮った写真の数々を、一つのミュージック・シーンの軌跡として、クラブカルチャーの足跡として1冊の本にしようというこのPJT。すでにデザインや装幀はできているとのこと、あとは印刷、製本するばかりです。
音楽やクラブカルチャー、ユースカルチャーに興味のある人にはとても興味深い1冊になるはず。
(YUKO MORITA セレクト)
のプレッジ(支援)額
Signed Dubstep Years Book + zine
サイン本+冊子
(Drumz Of The Southニュースレター版)

Drumz Of The South: The Dubstep Years (2004-2007)
ドラムズオブザサウス
ロンドン南部における「ダブステップ」シーンに迫る写真集
クリエイター:Georgina Cook / Drumz of The South (ヘイスティングス, イギリス)
https://www.kickstarter.com/projects/drumzofthesouth/drumz-of-the-south-the-dubstep-years-2004-2007