プロジェクトのポイント
- 写真家が英国やヨーロッパを旅して撮影した、お城、薬局、法廷…美しき廃墟の写真集
- リバプールに拠点を置く1992年創業の出版社、Bluecoat Pressの目利き編集者がプロデュース
- サイン入りや、額装に向いた約25×20cmのプリント写真が手に入るリワード(返礼品)プランもあり

プレッジ(支援)総額 ※12月3日現在(残り0日)
¥1,712,760 (目標額¥1,427,300)
ここ数年、日本でも人気の高い“廃墟”。
廃墟マニアなんて呼ばれる、名所めぐりをしている方もいるようですが、この流れは日本だけにあらず。
Kickstarterでも、ヨーロッパを中心とした廃墟の写真集「A World in Ruins (ア ワールド イン ルーインズ)」がローンチされ、早くもバック(支援)を集めています。
今回、プロジェクトをローンチしたのは英国・リバプールに拠点を置く1992年創業の出版社、Bluecoat Press (ブルーコート プレス)のColin Wilkinsonさん。これまでにも優れた写真家を発掘しては写真集を出版してきた目利き編集者です。
「A World in Ruins」にはフランスのお城やベルギーの歯科医院、英国の薬局など、写真家のJames Laceyさんが撮影した遺跡がふんだんに収録されるようですが、目玉の一つは、Castle Moulbaix。
1860年に建てられたベルギーの城で、2007年に伯爵夫人が亡くなって以降、手つかずの状態になっているのだそう。
装飾が美しかったであろう天井が剥がれ落ち、ほこりだらけの部屋がある一方、まるでメイドがセッティングを終えたばかりかのように、保存状態のよい部屋もあったのだとか。
また、私が個人的に心惹かれたのは、あちこちで撮影された階段の写真。
「この先はいったいどこに繋がっているのだろうか」と、期待とほんのちょっとの不安、そして想像することの楽しさを与えてくれるのは、廃墟ならではだと思いました。
「人間が維持しなくなった建物の管理を引き継ぐのは、自然。放置されることによって起こる景色の変化は、実に美しい」とはクリエイターの言葉。多くの人が廃墟に惹かれるのは、朽ちていく美しさにあるのかもしれません。
本の仕様はソフトカバー、上質紙にマット加工をしたマットアート紙を使用。
写真集のサイズは25×25cm。総ページ数は約300ページの大作となる予定です。
サイン入り写真集や、約25×20cmのプリント写真が手に入るプランもあるので、ぜひチェックを。
Kickstarterでは12月3日までクラウドファンディングを受付中です。
(Otakeセレクト)

A World in Ruins
ア ワールド イン ルーインズ
イギリスやヨーロッパの廃墟を撮影した、信じられないような、そして胸を刺すような写真。
クリエイター:Colin Wilkinson (Bluecoat Press)
https://www.kickstarter.com/projects/ms1/a-world-in-ruins